mokomoko

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2018/05/08

建築も絵画もどちらも大事。(桃)

昨日は、たくさん雨がふりました。
雨が降ってるのを見るのが好きなのですが、色が塗り替えられてるというか、どんどん新しく更新されてゆくような。
とても清々しい気持ちになります。


今日はオープニングで行われた、建築家、髙橋一平氏とのトークショーを終えて思ったことを書きたいです。

まず、何故に髙橋さんをお招きしてトークショーをしたのかといいますと、
2012年、仙台の七ヶ浜で、保育所の建設が行われたのですが、その建築を髙橋さんが行いました。
建築の中でプールがあるのですが、そのプールに(中もふちもまるごと)
絵を私が任されて描きました。

他にも保育所の看板やプレートなども、担当しました。

この、プロジェクトのお話をトークしたのでした。

髙橋さんと久しぶりに保育所の話をして、建築の役割や大切さをしり、ますます建築ファンになりました。

もともと、建築はすごく好きでした。


後に、実は自分は、絵を使って絵の中で建築をしていることに気がつきました。
実際の庭いじりも同じで、絵の中で庭を作ることもあります。

建築は、建物が建てられて、木が生えて草も生えて、年月が積もって、雨も降って、どんどん進化します。
ワインでいえば熟成。
熟成しだす時が抜群に魅力的にもなってゆき、私はそこをすくって絵にします。


よく、私は部屋や庭の絵を描くんだけど、そういう事です。
あ、立体も小さな長井朋子の建築なのです。

そんな事を実際の建築の現場に携われた事で知る事ができました。

プールとプレートの他に、木を、好きな木を選ばせてもらいました。

私はマルメロの木をお願いしました。

植えたときはまだ数十センチでしたが、年月が経ち、大きくなったときには、建物と調和され、より熟成となる事でしょう。


この髙橋さんの保育所の外観は実は魔法的で、全面がミラーになっているのです。
ミラーには、周りの環境が、草木がうつりこんだり、季節が、天候が映し出されます。
建物自体がスクリーンのようでキャンバスでもあります。

私はそれを知った時に、私は建築家で、髙橋さんは、画家的なところを持っているんだなあと思いました。
なるほど、私がプールに絵を頼まれたのが分かりました。


プールに絵を描いた事で、新しい建物のスタートから小さな調和が、生まれました。
それから約5年が、たちました。

マルメロの木や、木々が生い茂っている保育所に、近々行きたいと思っています。


建築ってやっぱいいなあ~!考えてみただけで心が踊るんだなあ。

自分も、大好きなフンデルトバッサーみたく、画家でありながらも、建物も作ってみたいです。

と、いうか。

画家とか建築家とか、ジャンルを区切ってしまうことはつまらない事で、(もちろん専門的な知識と技術は別として)
考え方をちょっと変えると、可能性は無限だと思っています。

って考えるだけでやっぱり心が踊ります。


世の中がもっとクリエイティブに進みますように。

私の描いた(初めて)描いたライオンです。

これぞ、髙橋建築の全貌。

ミラーな外壁は、魔法みたい。


まだ、絶賛施工中の現場でのプール絵!

大変だったんだけど、楽しく長井ワールドしてきました。

これは、各クラスのプレート。ブルーベリーぐみや、まるめろぐみや、かきのみぐみ、ひめりんごぐみなどあります。名前もステキ。

部屋の中に私作、シャンデリアもつけました。

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