mokomoko

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2018/05/27

グリーンの部屋


先日、六本木complex665の合同オープニングに行ってきました。


オープニングだったので、各作家さんご本人もいらっしゃっていて。


小林正人さんは、お見かけするのは初めてだったのですが。

小林さんが、絵をみているお客さんに、ぼそっと、“六本木ってさ、嘘で塗り固められたような街じゃない?、だからさ、この絵を持ってきたんだよな。”
とおっしゃっておりました。


私は、それを隣で聞いていたのですが、鳥肌が立ちました。
あの絵をみながら小林さんの生の声が聞けたのがずっと頭に残りました。
帰りの電車とか。真っ暗な夜道の自転車でとか。


東京へ越してきてからもうすぐ2ヶ月。


最近も、なんだかんだ予定があり電車で都内に出かける日々が続いていたんだけど、なんだかものすごく疲れてしまって。

毎日、洪水が溢れかえるくらいに眠ります。


電車にのれば、街に一歩踏みいれば、どこもかしこも広告や人やビルやなんやらで視界が埋まり。


東京は特に映像の広告の多さ、ひどさ。


どっと疲れてしまう。


自分は遠視なんだけど、メガネは最近はしてかなくなりました。
よく見えない方がいい。遠くに見たいものがないから。


あまりの過剰な情報を視界からほぼ強制的にみさせられるので、一昨日はサングラスをして出かけてみました!

案外良かったです。効果のほど有り!
サングラス大作戦。


そんな苦労があり、自分なりにあがいたりしてるんだけど、最近コレクターさんからいただいた本を読んでいて、その内容が、とってもぐっときて、共感すごくして、気になる箇所を何度も見ているのです。


ヒルデガルトという昔を生きた、修道女の人のお話。


植物を研究したり、自然医療の祖でもあった人で、色々な分野で功績を残したとあります。


“庭が重要。生活の場として、天地創造を感じる場所として。”と書かれてる所。


まさに!!自分もそうだ!と思いました。


全てが、庭にある。


都会へ行く日の朝は、庭をいじってから、時間なくても庭を、薔薇や花、緑と土を眺めてから出かけます。

庭がないときは、でっかいキャンバスに庭をします。

庭をめでるいじる事は、生きる中で、重要だ!

色々な広告に、あの地下鉄に負けてしまわないように庭があるのだと思います。


小林正人さんの絵も、自分の絵たちも大都会の真ん中へ持っていった庭なのだ。と思いました。


大都会での“庭”も、あと3日で終わってしまいます。
今日は、最後の日曜日!なので会場へ向かおうと思います。

庭をめでてから、お昼すぎくらいから会場にいようと思います(^-^)

今日の一枚は、緑な作品を!

タイトルは、“グリーンの部屋”


これは、まさに庭です。

庭が部屋になってて、部屋が庭になっています。

緑な絵を描くときにいちばん気を使う、緑な色たち。ただ緑色を使うのでなく、より自然に近づけるための、混色をしています。
その方法は、秘密にしておきます。

でわでわ、また書きます(^^)/

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