mokomoko

mokomoko

2018/05/30

ももいろのアトリエ

ももいろ色と薔薇色のアトリエ 魔法

無事に会期終了いたしました。


約1ヶ月、長い期間の展示でした。

たくさんの来てくれたみなさま、どうもありがとうございました!


もう、展示のあのオープニングが遠い昔のよう。


トークイベントも2回やり、渋谷という場所で、多くの人に長井作品をみてもらえる展示になりました。


ふらっと入ってもらって、ツボにはまりました!て言ってもらえた方も!


この1ヶ月は、色々な人に会ったり色々な場所へも行きました。
すごく充実してたのか、間違えて、東京へ先々月に越してきました。とひとつき多く言ってた。、


子どもが、赤ちゃんからお子様に変身できたので、また東京へやってきました。
自分も30代後折り返しへ突入!早い早いまったなし人生よ。


いいタイミングで、過去作品と向き合う展示もできました。
初期の頃のキレキレなドローイングやペインティングも、沢山みることができました。
何も知らない美しさは強かった。


1回立ち止まって、深呼吸をし、今また新しい考えを持って、新作にとりかかっています。


ちょいと、またモリモリ活動ができればと思っています。


真の良いもの造り、納得いくクオリティ、ピシッと意識、適度な“ま”。
本当に見せたいこと。残したいもの。

意識高い系で。最高級な造りをしてゆきます。


ももいろ展での、DMにもなってた“ももいろのアトリエ”というタイトルの作品。

まさに、ナガイーランドが生まれてゆくアトリエをナガイーランドそのものを描いた作品。

自分が好んで良く描いてるモチーフが木にぶら下がっています。

マティスの絵の中に描かれてるモチーフがそのまま登場していたり。

赤い椅子はアトリエで使用してる椅子です。

バクがいるのは、絵を描いてるのは、夢をみてる時と似てるなあと思うので。
たまに夢の中でも作品を描いていて、きっとその時の絵も実際に描きおこしてます。

人間が絵を描くのは不思議だと思います。


赤いチリメンの生地と、異国の柄の絨毯、木にも絵柄が描かれています。
マティスと一緒で、布にある柄を画面に入れるのが好きです。

それから、アトリエでは、深入りのコーヒーを飲みながら。
真ん中の女の子は、マグカップを持っています。




でわでわ、展示は終わってしまいましたが、また書きます(^^)

2018/05/28

おしいれの中

ももいろ展、今日が最終日になります。


展示、何度もしているけど、最終日て、“終”ってつくとさみしいです。
だけど、何にでも終わりはある。


昨日は、会場にお昼過ぎから最後までギャラリーにいました。

日曜日だったので、偶然入ってくれたかたも多く、話しかけてくれる方も沢山いらっしゃいました。


今回は、イベントなどもあったり、次の打ち合わせやなんやら、もちろん制作もあったので、そんなに会場へは行けなかったです。心残り。


なので、昨日は行かれて良かったです。


韓国から、ももいろ展をめがけて来てくれた赤いお揃いのワンピースをきたお母さんと小さな女の子。

女の子は、なんと将来画家になりたいそう。ずっとにこにこして絵をみてました。
可愛かった。

私の作品集を持ってきてくれてて、サインを書くことができました。
作品集、カバーはもうなくて、何度も何度も見てくれてそうな、宝物のようにリュックにしまっていました。

こんなのは、ものすごく嬉しかった。


他にも、小中の同級生がサプライズで来てくれたり。
3回目来ました!!て美大生の女の子も。
はいりさんのマネージャさんも、もう一度来てくれたり。

ラストギリギリに、初期からの長年コレクターさんも来てくれて。
風邪が長引いてしまいようやく間に合ったと嬉しそうに話してくれました!


会場にいると、お客さんの顔がみられていいなあ。
素敵な日曜日でした。


作品紹介シリーズ、今日は、昨日も沢山お客さんと話題になったこの1枚!

これ、なんとタイトルが、“おしいれの中”

これは、今でもよく思い出すんだけど、まだ自分が保育園とか小さい頃。
小さな借家に暮らしてました。
大人になってからまた、借家を見に行ったら本当に小さな家だったんだけど。
そのおうちの、おしいれの中を思い出して描いたものです。


おしいれの中は、布団も洋服も入ってなくて、全部!おもちゃだったんです。


今でもよく覚えていて、もう崩れそうなくらいにぎゅうぎゅうに、おもちゃが入っていました。
また、自分が小さかったから、余計に、巨大なおもちゃのエベレスト級山とか、巨人にみえてた。

あのおしいれの中こそ、宝の山だったんだなあ。


その後、引っ越す時に父親に、許可なく何も聞かされず、全て処分されてしまって。
泣き叫び怒り狂ったのは、さておいておきます。。、

何にでも終わりが来てしまう現実を知らされた最初の出来事は、これかもな。笑


だけど、絵になったら永遠です。最強なんです。

おしいれの中

おしいれの中、まさに宇宙!
訳の分かることから分からない物までまさにカオス、パラダイス。おしいれ、最強。

2018/05/27

グリーンの部屋


先日、六本木complex665の合同オープニングに行ってきました。


オープニングだったので、各作家さんご本人もいらっしゃっていて。


小林正人さんは、お見かけするのは初めてだったのですが。

小林さんが、絵をみているお客さんに、ぼそっと、“六本木ってさ、嘘で塗り固められたような街じゃない?、だからさ、この絵を持ってきたんだよな。”
とおっしゃっておりました。


私は、それを隣で聞いていたのですが、鳥肌が立ちました。
あの絵をみながら小林さんの生の声が聞けたのがずっと頭に残りました。
帰りの電車とか。真っ暗な夜道の自転車でとか。


東京へ越してきてからもうすぐ2ヶ月。


最近も、なんだかんだ予定があり電車で都内に出かける日々が続いていたんだけど、なんだかものすごく疲れてしまって。

毎日、洪水が溢れかえるくらいに眠ります。


電車にのれば、街に一歩踏みいれば、どこもかしこも広告や人やビルやなんやらで視界が埋まり。


東京は特に映像の広告の多さ、ひどさ。


どっと疲れてしまう。


自分は遠視なんだけど、メガネは最近はしてかなくなりました。
よく見えない方がいい。遠くに見たいものがないから。


あまりの過剰な情報を視界からほぼ強制的にみさせられるので、一昨日はサングラスをして出かけてみました!

案外良かったです。効果のほど有り!
サングラス大作戦。


そんな苦労があり、自分なりにあがいたりしてるんだけど、最近コレクターさんからいただいた本を読んでいて、その内容が、とってもぐっときて、共感すごくして、気になる箇所を何度も見ているのです。


ヒルデガルトという昔を生きた、修道女の人のお話。


植物を研究したり、自然医療の祖でもあった人で、色々な分野で功績を残したとあります。


“庭が重要。生活の場として、天地創造を感じる場所として。”と書かれてる所。


まさに!!自分もそうだ!と思いました。


全てが、庭にある。


都会へ行く日の朝は、庭をいじってから、時間なくても庭を、薔薇や花、緑と土を眺めてから出かけます。

庭がないときは、でっかいキャンバスに庭をします。

庭をめでるいじる事は、生きる中で、重要だ!

色々な広告に、あの地下鉄に負けてしまわないように庭があるのだと思います。


小林正人さんの絵も、自分の絵たちも大都会の真ん中へ持っていった庭なのだ。と思いました。


大都会での“庭”も、あと3日で終わってしまいます。
今日は、最後の日曜日!なので会場へ向かおうと思います。

庭をめでてから、お昼すぎくらいから会場にいようと思います(^-^)

今日の一枚は、緑な作品を!

タイトルは、“グリーンの部屋”


これは、まさに庭です。

庭が部屋になってて、部屋が庭になっています。

緑な絵を描くときにいちばん気を使う、緑な色たち。ただ緑色を使うのでなく、より自然に近づけるための、混色をしています。
その方法は、秘密にしておきます。

でわでわ、また書きます(^^)/

2018/05/24

湖の中のベッド

東京ディズニーランドへ行ってきました!


夢の国、まさに。


人々を魅了し続けるウォルト・ディズニーの世界。
毎度いくたび、そらそうだわあ!と胸一杯になって思います。


たしか、前回は、京都の展示が終わったあたりに行って、イッツスモールワールドの舟の上で笑ってしまったのを思い出しました。
あんな規模なことは、ディズニーでしかできないんだろうなあ。と。


屋外のショーですら、あのクオリティを保ってやり抜くのって、普通ではそうそうない、できないと思う。


建物の劣化も見当たらなくメンテナンスも行き届きまくりで、全てがプロフェッショナル。

見せ方が完璧。完璧に完敗!!!

て、こんなランドの見方をしてる自分なんだいって。感じですが笑


素晴らしい、ディズニーランドは、人類最強の夢の国でありました。


そんな最強な世界をあびたので、夢の中で一生懸命、インスタレーションの設営をしてました。

雨の見せ方をどうしたら最高にできるのか、四苦八苦してて、夢なのに疲れました。
そう、ディズニーの雨の表現が、水とか、涙とかが、好きで。

それは、ジブリ映画でも同じで、すごく魅力的な表現です。
あの、涙や雨は、現実よりも本当ぽく、リアリティーが強烈。


作品紹介、今日はどうしようかな。


水の話がでたので、“湖の中のベッド”にします!

これは、2013年の作品。
小さな水彩の作品です。

これ、実はあまりない感じの作品です。
湖の上に浮かんでる女の子の絵なんだけど、真上から見下ろした視線で描かれています。

たまあに描きます。見下ろしてる構図。

水の絵はとても難しく、現象系の中でも難易度高し。

描ききる勇気と幸運もめっちゃいります。(ほとんど、一発勝負なところがあるので。油絵も同じ。)

その水シリーズで見下ろし構図は、これ1枚かもです。
他にあったかな。、

水面の波紋の具合、映りこみのようす、反射の光の具合。
これが、手に取るようにコントロールできて描ききる日がくるのだろうか。


画家は長い人生の中で、いつも、手探りに描いています。
きっとコントロールしきってかくことは生涯ないかな。

と、思います。


でわでわまた書きます(^^)

2018/05/21

眠る 冬が終わったらおこしてね

昨日は東京タワーへゆきました。
東京タワー、登ったのは初。

小学校からの幼なじみの子が、親子3世代で、“ももいろ展”に愛知からはるばる来てくれました。


小学2年のしんちゃんのリクエストで東京タワーへ!


なんども見てるけど、ちゃんと中に入ったのは初めて。お目当てのロウ人形館はなくなってしまっていて残念無念。


タワーの2階くらいが、ザ・外国人に向けてのお土産スポットみたくなってて楽しかった。
あの、修学旅行でお土産で買う買うって感じのグッズも健在!

あの、日本的な何かを誇張してるグッズも、修学旅行的なグッズもヘンテコな文化だなあと。
家に買って帰った瞬間、どこか行ってしまう。観光地お土産あるある。
観光の体験と一緒で、結局、物自体、気体化してしまう現象!七不思議!


だけど、それを買うことが重要で、あのお土産らと東京タワーを楽しんだ日は、永遠に結びつくから、お土産文化、良い文化だなあ。と、しっかり東京タワーのお土産を買ってるしんちゃんを、眺めて思いました。



ももいろ展で展示されてる作品紹介。全部は難しいけど、色々紹介していこうコーナーです。

今日は、“冬が終わったらおこしてね”

展示中央、ベッドですやすや眠るくまのお話を。

この子は2010年の、京都でやってた“木枯らしと、こんこ”で登場しました。

こんこ展では、木枯らしらしく、ベッドの上に枯れ葉が積もっていました。
今回はヒカリエのももいろバージョン。
フワフワのラグの上にベッドが。


実はこれは裏話があり。


オープン初日はラグの色がグリーンでした。


設営してみて、敷物がいる!!!


どうしよう!

となって、あのモノクロウォーム色のラグは、まさに設営の日にインターネットで探しに探して現物も見ずに購入したものです。(実際到着したものは、バッチリ!とても幸運でした。こういう時は、ありがとう!スーパーマン!て思います。)

お店に直接連絡して、ある事情でとにかく急いでいて、なるべく早く送っていただけますか!!!と無理をお願いし、2日後に到着をし、実は、グリーン(元々の私物です)から、落ち葉を連想するモノクロウォーム色に変色していたのでした。笑

あんなにラグを急ぐお客は初めてだったことでしおう。


ラグひとつの色ですが、こういったところは、実はとても重要なのです。

モノクロウォームにしたのには、もうひとつ。
“ももいろのアトリエ”の絵の中にも同じ色のラグが敷いてあるのです。


これは、偶然でもあるんだけど、この繋がりは結構運命的だと思ってます。

作品と作品が繋がってる、ナガイーランドは、作品は別々だけれど、ひとつの共通した世界にある。って、思います。


寝ている、くまの頭の上にあるシャツに刺繍された絵は、くまのみている夢です。
なんと、ロマンチックな作品を2010年の自分は作っていたんだろう。と、思ったり。確かに夢って、バラバラの刺繍の断片的でもあるかも。


それから、このくまは、ある大きな作品のモチーフにもなっております。
それが、作品集にも掲載した“眠る”です。

これ、こんこ展でもみてくれたコレクターさんは、もちろん知ってるよ!ともう10年近くむかしの作品なのに覚えててくれたり。

嬉しかったです。

この、すごく大きな作品も、めちゃめちゃ良くて。奇跡的でした。
いまは、外国で、すやすや寝ているだろうな。

また、絵画の方の“眠る”にも会いたいです。
いつか、きっと!



でわでわ、また書きます!
(^^)

オープン初日は、なんと、あおあおとした草原だった!

時は経ち、草木はモノクロウォームの季節へ。
奧に、ももいろのアトリエにある、同じ色のラグが少しみえます。くまが乗ってる部分。

モチーフになった、作品集にも載ってる“眠る”
四メートル近くある大きな絵です。

2018/05/16

赤の部屋

先日、画家の工藤麻紀子さんと、福永大介さんがアトリエへ遊びに来てくれました。

ふたりに会うのはすごく久しぶりでした。


工藤さんはいつでも工藤さんで、ふっきーは、いつも髪の毛が長くてサラサラしていて、途中からお人形にみえてくるのでした(笑)(目がくりくりしているので。)

不思議な画家達の集い。


川を散歩したり、コーヒーを飲んだり。アトリエをみたり、音吉の遊び相手になってくれたり、夜は沢山お酒を飲みました。


絵のはなしやそうでない世間話や、大好きなラジオの話をして。(工藤さんも、根っからのラジオ好きなのです!あとお笑いも大好きで、自分と誕生日が1日違いで血液型も同じ。どこかで血が繋がってる気がしてならないのは私だけかな!!)

3人の描く世界は異なるんだけど、3次元の世界では、似たようなところに生息していると思う、話があいます。(笑いのツボが同じような感じ。)

画家の集いは永遠に続きました!



展示が始まってから、ずいぶん経ちました!
2つものトークイベントも終え、お客さんにも沢山来てもらえています。


ありがとう!


いつも、見にきてくれる、熱烈長井作品のファンのみなさま。
トークイベントへも遠方から来てくれた方が沢山いました。


ありがとう!!!


今日から、全部は厳しいかもだけど、
少し連載で展示の作品を紹介していきたいと思います。


今回、異彩を放っている赤い作品が2つ出ています。

赤がメインの作品は、長井作品ではとても珍しいです。

そもそも、赤い絵の具を使いこなせるようになるまで時間がかかりました。
赤ってすごく特殊な色だと思います。
赤系にも油絵の具の種類は沢山あって、混色して絵を描いていくんだけど、ようやく、把握できてきた感じです。

油絵の具、赤とピンクだけ蛍光色があるんです。ピンクは、割と早い段階つかんでました。


赤は、すごく目にガツンとくるし、コントロールが超むずい。
あまり、長い時間画面にむかえないので、こまめに視線を逃がして描いてます。
だけど、赤い絵は良いです!
描けた時の喜びも大きい。

今回新作で出したのが、“赤の部屋”
これは、マティスの“赤のアトリエ”から、きてます。
桃色のアトリエの方が有名そうだけど、

赤のアトリエも、すごくすごく好きです。


そんな、赤いアトリエのイメージで赤い部屋を描きました。

アライグマのカーテンがかかってるんだけど、これは実際にどこかで目にした柄です。

だけど、記憶なので、きっと違ってる。
けど、これでよいです!

真ん中あたりに、針ネズミの親子がいます。
針ネズミのシルバニアファミリーに、一目惚れしました。

けど、この部屋の主はソファでくつろいでるネコ氏です。

2018/05/14

薔薇色のトークイベント!

俳優の片桐はいりさんをお迎えしてのトークイベントが、先週の土曜日に行われました!

あっというまの一時間。
とても楽しい時間でした。


来てくれたお客さんも、楽しんでもらえたかな、もらえたに違いない!

あの、はいりさんの物まね三連発や、トークの面白さ。自分もお客さんになって聞き入ってしまった笑。


そして、はいりさんからの質問は、画家してる本人からは出ない事で、考えてもなかった事で、お客さんは、きっと聞いてほしかった質問だったのではないかな。


自分にとっては、自然な表現も、みんなには妙なものに、??な事が沢山あるみたいで。
どうして、ぬいぐるみをジャクジャクきったり、画面の中では頭だけだったりするの?とか。


私は、より可愛くしてるんです。と言ったら、みんな笑ってた。(笑)
けれど、本当で、そこには、体はいらなくて、お顔だけがあってほしいからなのです。


あとは、長井さんが追求、やりたいものとは!?といった質問。

やっぱり根底には、自分が見たことないものが見たいといった欲からきてるけど、いつからか、人に見せたいという気持ちも乗っかったこと。

自分で言わせていただき恐縮なんだけど、(あくまでも自分の考えです。)
よい絵って少ないです。良い絵をかける人も限られてる。

その中でも自分には、絵をかける自信と、描かせてもらえる環境があります。
だから、より多くのよい作品をこの世に残していきたいって思っています。


会場でも言ったけど、絵画だけに限らず、視覚的な表現は、全て自分の作品に繋がります。


作品と、いうとまた、?とよぎるのですが。、


そうだ!


だから、私は、ナガイーランド(仮)をこれからも造っていくことが、やりたいことであり。
自分の人生である。と思っています。

ナガイーランド(仮)とは、作品集の中で、工藤麻紀子さんの文章の中から生まれたものです。
とても気に入ってます。


トークの最後に、はいりさんに文章を朗読していただきました。

これは、私とはいりさんが渋谷を歩いていた時、その日に思って書いたものです。

ちょうど、“のん”ちゃんのライブにふたりで行った日です。

(あまちゃんファンにはたまらないコンビですね。)


雨が降っていて、人がすごくて。、

はいりさんの朗読は、とても良かったです。
お客さんにも伝わったと思います!


また、トークイベントは、やっていきたいと思います。
言葉でも伝える事は大事だということが、わかったので。


その時は、ぜひ聞きに来てください!
(°▽°)/


では、はいりさんにしてもらった朗読を。



○○○○○○○○○○○○○○○○

人のする表現の模様


先日、はいりさんと一緒に渋谷のど真ん中を歩いていました。

多分、ふたりで同じことを思っていた、と思います。


迷子になってしまいそうな、嘘のような、人々が行き交う都会の街。
(本当にちょこっと迷子になってしまいました。笑)


ものすごいスピードで動いていく世の中。


これからも、どんどんどんどん加速して、

より混沌と、していくと思います。(アメーバーのように!)


だけど、いつも、ベースには、人が行う表現が、作品があります。


いつの時代も美術や演劇はありました。


これからはより、個々の、唯一無二の表現が大切になってくると思っています。


作品を立ち止まってみる事は、意識するチャンスでもあります。
渋谷のど真ん中で迷子になってしまわないように。、


世界が彩り豊かにあってくれる事を願いながら。

小さなきっかけを、仕掛けを!、作っていきたいと思います。

(おしまい)



楽しいトークイベントになりました!

2018/05/10

ももいろと薔薇色のアトリエ トークイベント 魔法

ももいろと薔薇色のアトリエ 魔法


今週の土曜日、トークイベントをします!


おそらく、自分人生でこんなに大きなイベントは初めてです。、めちゃハラハラしています。

なんと、なんと。

スペシャルゲストに、俳優の片桐はいりさんが登場して下さいます!!


はいりさんとの出会いは、かれこれ10年以上も昔。

昨年完成した、長井朋子作集“Thousands of Finches ”で、登場していただきました。


日本の誇るすばらしい俳優さんであります。
普段のはいりさんもとてもチャーミングで素敵な方です。

自分の初めて作る作品集には、是非写真作品でコラボレーションを実現させたいと思っていました。

明後日のトークイベントでは、コラボ作品の撮影秘話などもお話できたらと思います。
未公開写真作品もお披露目したく思っています!

もちろん、長井作品についてもガンガントークしてゆこうと思います!!


トークイベントは、今週の土曜日、12日 

時間は14時から15時。

渋谷ヒカリエ 8/COURTにて。

入場料 : ¥1000(税込)

※当日券もございます。

当日ふらりとご参加していただいても大歓迎です。


皆さまの沢山のご参加お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします(°▽°)/

これは、未公開作品のひとつ。
かわいすぎる作品

2018/05/08

建築も絵画もどちらも大事。(桃)

昨日は、たくさん雨がふりました。
雨が降ってるのを見るのが好きなのですが、色が塗り替えられてるというか、どんどん新しく更新されてゆくような。
とても清々しい気持ちになります。


今日はオープニングで行われた、建築家、髙橋一平氏とのトークショーを終えて思ったことを書きたいです。

まず、何故に髙橋さんをお招きしてトークショーをしたのかといいますと、
2012年、仙台の七ヶ浜で、保育所の建設が行われたのですが、その建築を髙橋さんが行いました。
建築の中でプールがあるのですが、そのプールに(中もふちもまるごと)
絵を私が任されて描きました。

他にも保育所の看板やプレートなども、担当しました。

この、プロジェクトのお話をトークしたのでした。

髙橋さんと久しぶりに保育所の話をして、建築の役割や大切さをしり、ますます建築ファンになりました。

もともと、建築はすごく好きでした。


後に、実は自分は、絵を使って絵の中で建築をしていることに気がつきました。
実際の庭いじりも同じで、絵の中で庭を作ることもあります。

建築は、建物が建てられて、木が生えて草も生えて、年月が積もって、雨も降って、どんどん進化します。
ワインでいえば熟成。
熟成しだす時が抜群に魅力的にもなってゆき、私はそこをすくって絵にします。


よく、私は部屋や庭の絵を描くんだけど、そういう事です。
あ、立体も小さな長井朋子の建築なのです。

そんな事を実際の建築の現場に携われた事で知る事ができました。

プールとプレートの他に、木を、好きな木を選ばせてもらいました。

私はマルメロの木をお願いしました。

植えたときはまだ数十センチでしたが、年月が経ち、大きくなったときには、建物と調和され、より熟成となる事でしょう。


この髙橋さんの保育所の外観は実は魔法的で、全面がミラーになっているのです。
ミラーには、周りの環境が、草木がうつりこんだり、季節が、天候が映し出されます。
建物自体がスクリーンのようでキャンバスでもあります。

私はそれを知った時に、私は建築家で、髙橋さんは、画家的なところを持っているんだなあと思いました。
なるほど、私がプールに絵を頼まれたのが分かりました。


プールに絵を描いた事で、新しい建物のスタートから小さな調和が、生まれました。
それから約5年が、たちました。

マルメロの木や、木々が生い茂っている保育所に、近々行きたいと思っています。


建築ってやっぱいいなあ~!考えてみただけで心が踊るんだなあ。

自分も、大好きなフンデルトバッサーみたく、画家でありながらも、建物も作ってみたいです。

と、いうか。

画家とか建築家とか、ジャンルを区切ってしまうことはつまらない事で、(もちろん専門的な知識と技術は別として)
考え方をちょっと変えると、可能性は無限だと思っています。

って考えるだけでやっぱり心が踊ります。


世の中がもっとクリエイティブに進みますように。

私の描いた(初めて)描いたライオンです。

これぞ、髙橋建築の全貌。

ミラーな外壁は、魔法みたい。


まだ、絶賛施工中の現場でのプール絵!

大変だったんだけど、楽しく長井ワールドしてきました。

これは、各クラスのプレート。ブルーベリーぐみや、まるめろぐみや、かきのみぐみ、ひめりんごぐみなどあります。名前もステキ。

部屋の中に私作、シャンデリアもつけました。

2018/05/06

ももいろ展、始まりました(桃)

こどもの日も終えて、GW最終日。
今日も会場に来ています。

ももいろと薔薇色のアトリエ 魔法 始まりました!

設営からのオープニング、そして建築家、髙橋一平氏をゲストにお迎えしてのトークショー。

パタパタと準備に追われながら無事にオープンしました!

今回の展示、もう見てくださった方はお気づきかと思いますが。
スーパー初期、2006年から今に至るまでの作品、が一挙に展示されております。

これは、小山さんの新しい企画の第1弾なのですが、展示も小山さんの構成となっています。
(絵の配置を考えた、ということです)

なので、普段自分で、絵の配置を考えたりインスタレーションをしたりしてますが、今回のはその事はノータッチ。

小山さん曰く、作品だけをみせるドストレートなストロングスタイルだそうです。

ということで、私もわりとお客さん目線で客観的にみているのです。

夢中で制作をしてきて早、約12年。
長かったようで短かったようなやっぱり長かったような。アトリエでの12年。

でもやっぱりそれだけの時間は経過していて、初期の作品をみると驚きます。
衝撃的。

めちゃめちゃ無知で無垢。(良い意味で。)
まず、ルーズリーフに描いてる。笑
とても良い!
なんの恐れもなく描ききっているのは、あっぱれ!

今でもそんな構えたりしてとかは、考えて描いていないけど、昔の方がより軽やかで、自由度高めが現れていてそれがまた作品の強さみたいなのになっています。


よく、私は昔の自分の作品に嫉妬すると言っていますが、まさにそうで、知識と技術が増すので作品のクオリティもあがるのだけど、同時にあの清々しい軽やかさは少なくなってしまう。、どうしても。あと、下手さ!下手さはうまさ!これ大事。

それは、わかっているので、たまに深呼吸しながらリセットする!て意識はしてます。

年月の積み重ねと最初のあの頃の自分が、今と昔の自分が重なって出せた時は、きっとすごい事になると予言しておきます。
それはきっと悟りの境地みたいな、やつ。だと、思う!

たくさん書いてしまいましたが、ももいろ展、ふんわりほわほわと始まりました!!

5月、世界が輝いてみえる季節。
ぜひぜひ。みにいらして下さいませ。

28日までどうぞよろしくお願いします!

ブログ、ちょくちょく更新します宣言!
こちらも楽しみにしていただけたら良いです(°▽°)

2006年のルーズリーフに描かれたドローイング。とてもよきかな。
これも2006年作です。初めて小山ギャラリーに納めた作品だと記憶しています。
うん、よい。(自分でいっていますが。)