mokomoko

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2018/08/13

医師と建築家と画家と。その一

医師の稲葉俊郎さんと、建築家の髙橋一平さんが、アトリエに遊びにきてくれました。


何年かに1度!!!水星、金星、火星、木星、土星の5惑星が一度に見られるチャンスです!!

と、いうくらい奇跡的な1日でした。



医師の稲葉さんとは、夏の始まりにお会いしました。


その時に、稲葉さん著書の、

“ひとのこころ と からだ  いのちを呼びさますもの”

を頂きました。


すぐに読んであっという間に読んで、ものすごい感動しました。


ずっと、どこかふわふわしてた自分だったけど、地に足がついた感じ。


気づきそうで、気づかなかった事に、
気がつくチャンスを与えてもらえた、そんな本。


医療や医学に関する想いが一旦ぶっ飛び、再構築された。


そもそもの人の心と身体について書かれてた。

全ては、名前がついてて、ジャンルが別けられて区切られて分かりやすいようにしてあるけど、そうでなくて全部は繋がっていて一つが全体であること。


病気の治療は、取り除くだけのものではなくて、身体全体の調和を取り戻していく事。


ひとつひとつの名前のついた臓器は全て繋がっていて全部でひとつなこと。


その全部が、意識、無意識含めて調和し合い、人が生きてる事はそれだけで奇跡だということ。


一つのものを追求してくと、全ては、同じものに到達すること。


医療もアートも同じであること!


本の中は、丁寧に優しく、愛に溢れかえっていました。


この本を書いた人は超人だ!やばい!魔法使いだ!!!!!

もっとこの人の世界を知りたいと思って、色々な対談やお話しをYouTubeからネットから読みまくりました。


心臓のお医者さんでありながら、アートや音楽や伝統芸能、登山、食に関しても全部に精通していて、自ら“能”もやっているそう!!

人生に時間が足りなすぎるとか言ってる自分が恥ずかしい。。


そんな稲葉さんに、まさかの自分の作った作品集を通してお会いする事ができました。

あの作品集は小さな奇跡を幾つもおこしてくれています。


もう3年くらい前に、自分含め、家族や、身近の人が、そしてチワワのりーやんもが、続々と入院しました。


時間がストップしてしまったかのように何もできない時間が流れました。
ものすんごい考えてました。
何もできない事に、ただただ悔しい気持ちと、失いかける絶望と。


病気って何だろう、どうしてなるんだろう、命は、死んでしまうんだ、本当にだ。

と、何度も何度もぐるぐるになって、真っ白な病室のように頭が真っ白になってたな。

控えてた展示も初めてキャンセルして。


だけど、ちょっとずつ全部が良い方にいって、なんとかみんな元の生活に戻った。 


病院の真っ白で、無機質で苦手すぎる事と、医者の手仕事の凄さに改めて気づかされたのと。
自分の手仕事がどんなに頑張ったって、病気は治せないって、がっくりしちゃった事とか。


そしてこの夏に、あの本が来てくれました。
なんと勇気がわいたことか!



アートは、治療にもなる、身体も元気に良くするって書いてあったし、自分の理想とする世界があった!見つけた!



稲葉さんの本、世界に訳されて広まってほしい!


赤が印象的な、どしっとドキッとした装丁。(装丁のデザインも稲葉さんご自身でされてます。)

あれは、血液の色と、ハートと、愛に溢れた特別な赤色なのだと思いました。




久方ぶりの興奮冷めぬ、長文ブログ。笑
また、続きかきます。


実は、先月に行ったベトナムは、建築家髙橋一平さん達と一緒に行ってきたのです。それは、また続きブログで。


お盆、真っ只中。
お盆の、あの特徴的なぼんぼりの飾り、線香の香り、先祖を想う時。

昔あって今日がある奇跡に、麦茶で乾杯したいですね。

稲葉さんのお土産の西郷どんと、髙橋さんのお土産の鳩サブレーが並んだ日。


稲葉さん著書の、“ひとのこころ と からだ  いのちを呼びさますもの”

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