mokomoko

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2021/01/11

Thousands of Finchies

Thousands of Finchiesは、2017年制作の記憶にも新しい作品です。


この作品は作品集の表紙にもなっていますので、長井作品といえばこの絵を思い浮かべてくれる方も多いかと思うです。


まだまだずっと昔に、“作品集がみてみたいです”  “いつでますか??” “作品集まだですか!” “署名活動するんで作ってください!!!” “えー!まじですか。”と。沢山声をかけてもらっていまして。

クラウドファンディングとかも迷いましたが、いや、全部自力でゼロから作ったろうの勢いだけで、創り上げたものでした。
構想から2年くらいで完成させたと思います。

もちろんギャラリーの協力と共に、デザイナーの友人と遠距離で、ほとんどラインひとつでやり取りをして(友達だからできた至難ワザだったかと。)サイズや紙選び、校正、英訳の依頼から、やった事のない領域まで隅々経験しました。


作品制作と同時進行させた作品集作りはまあどっ大変でしたが、あの経験は本当に『宝』で、今でも思い出す度にやってみて良かったと思うのです。

空想からのアイデアが現実に手の中に現れた時はとんでもなく魔法的な瞬間でした。



無理だって思える事も、まずは実現させる!!と強くイメージすること。そこに信頼できるチームがいてくれさえすれば、全然本当になる。とわかりました。

それは、まさにいつもやっている作品制作でも同じで、どんなに壮大な作品であっても、誰かから “よくこんなの描けるよね!!”と言われても、それは強い『 描きたい!!』と思う力があるからこそ描けるのであって、やっぱり『念力』大事!必須だわと思うのであります。

何でも、無理無理無理と思わずに、できるできるできる、やってみるし!!と思うこと。信頼できるチームを大切に。さえすればよろしいでしょう。

シンプルに大切な事の気づきと、一冊の本を製本するというまあ莫大な経験をしたのでした。


どこを切り取っても、この “Thousands感”!

くまだらけですが、Thousands of Finchiesのタイトルは、日本語で、“ 千羽のジュウシマツ” という意味です。

子どもの頃に50羽くらいのたくさんの鳥達と過ごした日々が、いまの制作に繋がっていてそんなイメージを作品とタイトルにこめました。

ジュウシマツでなくて、リアル桜文鳥が一羽描かれてます。

文鳥も当時飼ってました。あと、猫とかシマリスとか色々と。


こちらが、初めて作った作品集。
初めて手にした時の衝撃は今でも忘れません。デザイナーの友達に “すごいの作っちゃったね!!”とそっこうラインしました◎



また、書きます〜(^o^)





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