mokomoko

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2021/01/17

あっとうてき美しさ

“ あっとうてき美しさ ”
この作品は、
実際に今暮らしてる場所の、毎日自転車で通りかかった空き地がモデルになりました。
 

長いこと人の手が加わってなく植物が、雑草がもりもりに生えていて、枯れた植物にまた新しい緑の植物が重なっていたりしてました。

なんとも美しき自然による時間のハーモニー。

朝露にきらめく植物のあっとうてき美しさ。

夕日に染まるあっとうてきかっこよきシーン。


人の手ではあんな光景は絶対に出せないです。意図しない、ねらわない、ただただ自生する自然の摂理、サイクルこそがもう究極中の究極。

雑草の本当の美しきを知ってる人はどのくらいいるんだろう、枯れた草木がなんてしびれるんだろうって思うひと他にもいるかなぁ。
なんて思いながらいつも自転車に乗りながら考えてました。



自然のあっとうてき美しさを、自分の絵の中であっとうてきに美しく閉じ込める!その一心で描きあげてます。


雑草の意図しないサラサラ感のびのび感などを意識しながら画面構成を複雑にしてます。
頭の中で画面構成してるときは、パズルやってる感じで最高に楽しいです。
まさにそれは天国。


寄りで切り取っても、しびれるくらいいいぃ。
実際にある植物から、空想の植物や、パッチワークめいた植物からあります。


ほおづえついてる陶器でできた人形は、実在してます。


そのまんまです笑

自分がまだ保育園くらいのときからずっと実家にいた人形です。

小さいころから見てた人形はどれも強烈に記憶しています。全部みなくても描けるかも。

この陶器の人形もそのひとつで母から譲ってもらいました。
今は自分のアトリエにいます。



会場では、“ 光 ”のとなりに展示されていま
す。


自然光が差し込むこちらの展示室は本当に気持ち良くて、素敵な美術館です。

また季節が違うと会場も違った雰囲気になるんだろうなあ。
別の季節もみてみたくなる、そんな桜ヶ丘ミュージアムです。



さて、さて。展覧会もいよいよ来週よりラストウィークです。

始まりがあるものは終わりもくる!

さみしいけど、もうすぐさよならです。




また、書きまーす(^o^)/

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