先週末、桂枝太郎師匠の落語を聴きに、初めて寄席へ行ってきました!
年末で慌ただしく行き交う人々に(自分は個展終わり全然慌ただしくなく暇人)、年末感をあびて。
浅草演芸ホールへ!
名前はよく知ってる。
初めてひとりでチケットを買い、会場へ。
寄席のチケットって前売り券とかなくて当日券のみなんですね。
予約ってのが苦手な私にはとても分かりやすいシンプルさ!
会場に入り、満席に近かったけど、ど真ん中の前の辺りの席をゲット。
お客さん、お子さまからシニアさままで色々な層がぎゅぎゅうでした。
初めは、これまた人生初のウクレレ漫才!!
さみしい髪の毛を頭のてっぺんで結んでいらっしゃる鼻メガネみたいなおじさんによる自虐ネタのオンパレードを浴び。
こりゃすごい世界に来てしまったぞ!!
昭和のいつの日かにタイムスリップしたかのような。
不思議な時空のズレのような洗礼を受けて寄席デビューを飾りました。
落語だけじゃなく、漫才や、マジックまで楽しめます。
マジック、本当に目の前で見るのが初めてで、本当ーにどうなってるか分からなすぎて、“あ、あの人は魔法使えるんだな”って見てました。
マジックって何っっ!!??
そしていよいよラスト、大トリの師匠の登場!!!まってました!!
先月、海老原商店で私のインスタレーションの中で落語を披露していただいた時もど迫力ですごかったけど、伝統ある寄席の舞台の上の師匠は、かっこよかったでした。
プロフェッショナルてやっぱりすごい。
自分は、落語観賞だってど素人だけど、すごさはひしひしと伝わりました。
師匠の話し方、息の使い方、表情、会場の空気読みながらのその場のネタ、洗練されまくりな落語、どれもすごい。
どれもが、その時に作られるライブで、師匠のライブドローイングや!!!!
と、心の中で思いました。
高座が終わり幕がおりるまで、ありがとうございました!ありがとうございましたー!と最後まで頭を下げてた師匠。
落語の世界は、礼儀作法もすごく大切にしてるのがすごく伝わります。
そして師匠も他の落語家さんも漫才師さんも、自虐ネタを中心にしてる。
自虐ネタは大好きで、なのでお笑いが好きなのもあるんだけど、自虐ネタって究極に平和だと思う!!
自慢やへたなプライドこそが悪の始まりで、みんなが自虐で笑いころげてたらなんて簡単なことだろう!て思う。
寄席は幸せな時間をみんなで共有しあう、まるで天国みたいな場所でありました。
また、ふらりと遊びに行きたいです!!
寄席、観に行ったことないかたも、オススメです!!
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