“ 長い間まってる ”、この作品について書きます!
この作品も、桜の時期の自粛期間中に描きました。
今回の、フライヤー、ポスターなどのメインビジュアルに選んだ作品になります。
先日のYou Tube番組『MEET YOUR ART』でもついつい言ってしまったのですが、この作品は実物を前にしないと1ミリも伝わりません! いっちゃったよー笑 もうしわけない!
でも本当でした。絵画って印刷や映像でみるものと実物とはまた別物です。
それぞれ別々の物語。
実物は、生のもで生きた作品です。
なかなか移動が難しい中で伝えるのは辛いですが。、
この作品を実際にみてもらえた人には伝わったかな。
黒の色幅、複雑な色のバリエーション、ラメの感じ。
作品を目の前にすると、複雑な立体感があります。
めっちゃすごいです。迫力もあるので、どんどん吸い込まれる感じ。
絵を描くときってそうとう頭使って描いてます。実は。意外かもですが。
全てのパーツパーツが響きあってひとつの音楽になる感じです。
オーケストラみたいな事です。
絵を描くって演奏の指揮をするようなものかも。
だからすごい集中力、判断力など色々必須です。
実物の絵画を目の前にすることは、演奏を生で聴くコンサートのようなことですかね。
鑑賞する人のその時のコンディションとその時の時間帯や光、空気感、すべてがライブでその時限り。
SNSなどでも遠く遠くまで作品を手軽に見せる事が可能になって、これまたすごいことなんだけど。
それと同時にやっぱり実際にとはまた別の話。
この先、もっともっとデジタル化は止まらないと思うけど、やっぱり実物の究極さも止められないだろうなあと思います。
よりアナログが最強で絶対的になると思います。
メディアのニュースもいろんな事が言われて情報が溢れかえっちゃって何が本当か良く分かんなくなってしまう。
こりゃ自分の意志を強くもってないとうっかりどこまでも流されちゃう。
とにかく自分の目で見たことをしっかりと受け入れよう、今できる事を、目の前の絵をすんごいものにしようと。
激動の社会で迷子になりかけた時は落ち着いて絵を描く。
リラックス、深呼吸、ゆっくりと茶を飲むべし。
“ニュースはあんまりみたらいけないよ”ってクラムボンの郁子ちゃん歌ってたし!!
私もそう思う!
そんな事をくるくる考えていた時に誕生した作品でもありました。
それでは、会期ものこりわずかですが、最後までどうぞよろしくお願いします!
\(^o^)/