mokomoko

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2020/04/25

さくらちゃん、雪、春

桜の季節も新緑の季節へゆるやかに移行〜。

学校も、もはや曜日の感覚もなくて、時間の事もあんまり考えなくて。

外の景色も、季節も、なんだか自然に、そのままを見つめてる感じ。
カレンダーの数字にひっぱられない感じ、好きかも。

新感覚の新境地です!
前よりも感覚は研ぎ澄まされてる感があるかも。

大人は鈍感になってるけど、それを全く忘れてない、フレッシュな子供たちはすごいなあと毎日、感心感心。
こんな新境地にも早くからスムーズに溶け込む、のは、まさに子供たち。

昨日、自分、逆上がりが再びできるようになりました!
けっこうな大人になってから出来なくなって、出来なくなった事すらも忘れてた逆上がり。
忘れていた何かをひとつ!取り戻したゾーのガッツポーズでした。(この自粛期間で、毎日ひそかに特訓してました。)


いよいよメトロポリタンミュージアム(みんなのうたの、大貫妙子のやつ、大好きなやつ)になってしまった展示から、作品紹介を。


今日は、“さくらちゃん”、“雪”、“春”の3点を。

さくらちゃんは、タイトル通り、桜の花びらの衣装の子です。

これは、残念ながら写真じゃ良さを伝える事ができない、、、です。
一見ピンクなんだけど、すっごい沢山の色が何層も何層も重なりまくっており、ラメが全身にキラキラしてるので、実際はみてるとキラキラもしてるしライブなのです。

さくらちゃんに限らずに、絵はやっぱりライブ!生が極上。

また、直に作品がみられる世界になりますように。



雪の作品は、春の展示には出したかった一品です。
春の中には、寒い冬と雪が奥底に広がっていると思うので。

先日みた、春の雪、最高にカッコ良かった!
今年はしだれざくらの2枚目を描いてしまおうかと思ってます。

雪の作品を描いてる時は、何となく春を待ってるかのような気持ちで描いてます。
そのせいか、私が描く雪は暖かそうと言われたことがありました。なんか、それはすごく嬉しかったなあ。


それから、“春”というタイトルの作品。
これは、見覚えある方がいるかもですが。
昨年に三越さんとコラボレーションして制作した花瓶の“くま”がモデルです。

くまちゃんに花屋で買ってきた桜を生けて。
あの絵は実話でありました。
桜の枝を持ったくまがずっと頭に居たので、絵に描いてみました。


では、また書きます(^^)




2020/04/18

しだれざくら 2020

茨城県で開催中だった展覧会が、開催自粛となりました。

残念です。今日はさすがに悲しくて寝てました!

残念だし、悲しいけど、この状況の中、色々な形で開催してくださったギャラリー桜林さん、本当にありがとうございました。


そして、観に来ていただいたみなさま、どうもありがとうございました!



本当に良い展示でした、それはもう極上きわまりなく天才的な空間でした。
というか、まだ、あの空間は今もあるわけで、遠く茨城の出雲大社の神さまのそばで来月までひっそりと。

みんなの歌の、“メトロポリタンミュージアム”を思い出しちゃうなあ。


まっ暗闇のミュージアムを想いながら。
絵の中で色々楽しそうにしてくれてたらという妄想をひとつ。


それでも作品紹介しまーす!

しだれざくら2020!

横幅、5メートル以上!めちゃくちゃ大きい!!

アトリエに入りきらず、弧を描くような形でむりくりおさめて描いてました。

夢中で一気に描きあげました。


画面が大きいので、リアルに絵の中にいるような感覚になって、あの体験はすごいです。
描きすすめてるその瞬間瞬間が、たまらなかったです。
描いてる側としては、描いてる瞬間が一番その作品に入り込める時です。

完成した後とはまた違う感覚があります。
うまく言えないけど。
静止画なんだけど、動く映像のように見えていてそれを、とらえている感じ。

あの瞬間に出会すために描いてるものはあります。



しだれざくら2020は、初めて描いた巨大画でもあったし、初の夜桜です。
メトロポリタンミュージアムのように、密かに夜に桜の宴が。


誰にも知られずに、ただただ美しき瞬間がそこにはありました。




写真は、自分では撮る機会が無くなってしまい、桜林の石橋さんにお願いしたものです。
自分ではない視点で切り取られて届くのでそれもまた面白いです。


画像、沢山載せておきます。
絵筆のタッチとか、質感とか、絵の具の立体感が、それから油絵の匂いが、少しでも伝わると嬉しいです。


また、書きます。

みんな、みんながんばれー!!!!!!

















2020/04/06

しだれ梅

今日は、しだれ梅をテーマにした作品について書きます。

しだれ梅は、密かに2015年から新たに1年に1枚シリーズとなりました。

今年で5年目になりました。

桜は、ぱーと華やかですが、それはもう、たまらんですが、やっぱり梅も良いわああと気づきました。

梅のあまり主張しないあの感じ、渋さ、わび、さび、沁みる!


年齢を重ねると、今までは見えてなかったものがきちんと見えてくる。

良いものも、もちろん悪いものも。

ただただ、いいなあと思うだけではなく、いいなあと感じる、無意識に身体に染み入る感じ。

まさに梅はそんな存在。



しだれ梅によく登場するのが、メジロと雪景色。

今年は東京で桜に大雪という奇跡を目撃したばかりで、あの日はこれから絵になると思いますが。

梅に雪景色というのも奇跡そのものだと思ってます。現実が絵みたいになる瞬間。

メジロも初期作品からよく描きます。
だってあの色味は最 & 高 !
あんな美しきシナバーグリーンをまとってあんなに優雅なフォルム。

メジロ、本当にあこがれの的。 


しだれ梅 2019年に描かれてる犬は、昔親戚のお姉ちゃんが大切にしてた“うめ吉”という犬のぬいぐるみがモデル。

理由は分からないけど、突然描きたくなりました笑 
お姉ちゃんが大切にしている事とセットで記憶に残ってるぬいぐるみです。

お姉ちゃん、全然会ってないけど、元気かなあ。うめ吉、まだいるのかなあ〜。


では、また書きます(^^)

 


しだれ梅 2020







       しだれ梅 2019





2020/04/02

しだれざくら 2019

今日の1枚は、しだれざくら 2019年制作です。


楕円形のふちが印象的な1枚。
フリーマーケットでみつけたアンティークの絵はがきからインスパイアされて描こうと思いました。

薄ピンクがベースで楕円形のふちの中に物語がかかれてました。

昔のものに惹かれてよくモチーフになります。
この絵に描かれてる、でかい白い犬のぬいぐるみも昭和感満載です。この犬シリーズも実在しました。

現代よりも昔のモノの感性だったりデザインの方がシンプルさとかリッチ感があって、自分の世界観に親和性があるきがして。
好んで描いてます。

よく描いてるシルバニアファミリーも初期メンバーを描きます!(絶対に。)

あと、昔のどこメーカーなのかわからん置き物だったり。
謎な民芸品なんかとか、普通にアートコレクションだと思ってます 笑
そこから受けたものから想像妄想無意識で描きあげる生き物系モチーフも多々あり。

私の作品は、色々な時代や、様々な技法、現実と妄想を行き来しながら重ねていきます。だから、不思議な感覚にさせるものがあるのでしょうか。

よく、変な中毒性がありハマる!と言ってもらえるのですが。それはよくわかります!!笑

描いてる自分も次々と違う絵がみたくなるので、多作なのかもしれません!




最近はまあ滅入る滅入る めちゃめちゃ落ち込みます。

朝目が覚めて、夢じゃないんだ。と夢のような嘘のような過酷な現実。

天真爛漫な子どもに癒やされつつ、自由奔放すぎる子どもに振り回されまくり、ワン達を愛でて、実家とビデオ電話、なんてできる時代改めてすごし!、大好きなお笑いみて、ラジオ聴いて(お笑いのやつ)、映画みてアニメみて、絵をかいて、一生懸命掃除して飯を作り!食う!!
今日は、ブルーベリーを鉢に植え替える!!
干し野菜して、野菜も少しづつ備蓄。
買い占めはいかーん!
ステイホームもなかなか忙しい

落ち込む事もしっかり受け入れて、心の健やかさプラスして。

一生懸命に生きたいですね、頑張りましょうー!!!




個展会期中にゆるやかにブログ更新していきます!