mokomoko

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2020/03/29

白い虎の物語

今日は、東京に朝から雪の贈りもの。

春の雪、ここまで綺麗なものを見たのは初めてかもしれない。


久しぶりに全人類が、文明社会が最強ではない。と知った時。
いったんものすごい勢いで文明社会は巻き戻しするかもしれない。


漠然と不安が続くけど、それでも毎日は続き明日はやってくる。
どんな時代でも芸術はなくならなかった。
こんな時にこそアートの大切さを信じます。
そして今、個展真っ最中という事にも使命を感じてます。

会場にいつ行けるか分からなくなってしまったので、桜林ギャラリーの石橋さんに作品の隅々までの写真をお願いして届けてもらっています。
いつもよりも画像増し増しで、沢山載せていきます!!
心の充電にしてもらえたら嬉しいです。


今日は、“白い虎の物語”という作品について、書きます。

これは、自分のおばあちゃんを描いた絵です。
神社で展示をすると決まった時に描きたかった絵。白い画面をながめてた時にまさに降臨してきた絵。ばあちゃんの生霊来てたんじゃない?!と思う絵。笑

実家の目の前にある神社に、毎日お参りをするばあちゃんを想いながら描きました。
庭の手入れをしながら、長ぐつはいてかっぽう着きてふらっとお参り。

どこまでもナチュラルにお参りへ。


5月のみどり眩しい光と、植物と、寅年でトラがとにかく大好きなひとりのおばあちゃんの物語です。


そんなおばあちゃんから電話で、“ばあちゃんは春が来てまた元気になった、この状況に負けたらいかんよ!がんばれよー!!”とエールをもらってしまった。
ついつい逆じゃないの!?と思ってしまう。
ばあちゃん最強説。人生の大大大先輩。戦後を生きぬいたばあちゃんはどこまでも強え。

神社、お参り、ばあちゃん、庭、植物、光=希望でしかない。



2020/03/24

“ しだれざくらと春を、”はじまりました。

激動の2020ねん。 

いろんな事がすごいスピードで動いていて大変な日々ですね、。

分かんない事が分かんなくて、その分かんない事が爆発してとてつもない渦になってる。

沢山の人が人の悪口をいって悪口が山盛りになったり、大人たちの勝手な理由が行き来して問題が大きくなったり、色々と悪循環が続いてる。
分からない事が本当にたくさん。もうたくさん。

それでも毎日、衝撃的なニュースが次々と目に映る。気が滅入る。




今までにない状況の中、個展がはじまりました。

今回ばかりは、見に来てください!とは大きな声でいえなかったです。

それでも作品が今まで以上にすばらしく感じられ、人が創り出すアートの力を思い知らされました。
いつも以上に外側から自分の個展をみれています。


こんな時にこそ、本当に大切なものがみえてくる。


今年のさくらは身にしみるなあ。

植物は、今の人類をどう思うかなあ。



さて、ここからどうする私たち。



ここは、まず当たり前をそうじゃないと考えて、
いつもどおりをそうじゃないと知り、
気にしてなかったことにこそ目を向けて。
人がそうしてるから、じゃなく自分自身とちゃんと向き合って。
そして、人の悪口をいわない。

この春休みは、じっくりじっくり考える時間にしたいです。



個展、茨城県の出雲大社の中にある桜林ギャラリーでやっています。

宮司が素晴らしいです。

アートが大好きで神社にアートを!と、ギャラリーまで作ってしまい、神社の境内にも今、長井作品が飾られています。

この事自体がとびきり究極なアートだと思ってます。
そして、まだまだ全然未熟者な自分の作品が境内になんて、、神さまごめんなさいっていう気持ち。


見に来てください!とは、言えないので、できる限り画像で伝えたれたらいいなと思ってます。
この発信を、必要としてくれてる人がいるかもしれないと信じて書きます。
自分の絵が少しでもお役にたてればと願ってます。
 

実際は、画像より何百倍も良いので、想像力高めでみてください!