mokomoko

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2019/12/13

向こう側とこっち側。

展示が無事に終了しました!

今回も、海外からみに来てくれた方々や、国内遠方からの方々、もちろん関東の方々。


本当にありがとうございました!



子どもがぬりえをしてる時に“ふち”を越えて別世界がみえたことにより、今回のタイトルに辿り着く事ができました。 


そんな我が子は、今年の発表会を断固出演拒否!

練習もやりません!!


明日は本当ならば発表会当日。

もちろん練習を頑張って明日に挑む子ども達は素晴らしい。
お母さんもお父さんも先生達も子ども達も楽しみ、すてきな時間がきっとくる。 
間違いなし。

でも、みんなとは違う選択をした我が子も、間違いないよ、悪くない、正しくもない、どちらでもない!
ただそれを選んだ。

選択を、可能性を広げた事はまさに、ぬりえのふちがきえていくそのもの。

明日が良い日ならばそれでよい!

子どもは、色々な事を教えてくれてる。
大人になりすぎた自分を、ゆるやかにあの頃へ戻してくれる。



“ 向こう側とこっち側 ”

向こう側の世界とこちら側の世界、違う別の場所での暮らし、言語も、スタイルも考えも、あたりまえも、そうじゃない!も、違うかもしれないけど、いつかどこかでわかり合える、仲良しになれる瞬間がある。


今、自分達があたりまえと見渡してる風景も逆さまにしてみたり、一回まっさらにしてみるのも、とても良い方法なのではないかなーと思います。


アイデアはそれこそ無限に。


まだまだ見てみたいものが沢山ありすぎて。
また絵にしていこう!


それでは、またいつか!(・∀・)




2019/12/05

夢で逢ったよね。

“夢で逢ったよね” 

この作品は、タイトルどおり、夢で逢った絵を、そのまま描いたものです。


夢はわりとみるほう。怖い夢はあんまりみない。

空を飛んだこともあったし(必ず途中で飛べなくなるパターン)、大気圏突き抜けてものすごい大変な思いもしたし、UFOにだって乗った!

夢の中で展示の設営してて大変で大変で起きたときぐったりだった事も。

大変なことが多いな、、、(笑) 


何度も出てくる街、道、空間。

知らないけど行ったことがあって知っている場所。
言葉には変えられないあの感じ。
遠い記憶。思い出せない何か。自分じゃないような自分がいたりする夢の中。

そして音のない世界。無音。


子供が、“ 今日は、こんな夢をみてさ、ね、ママも出てきてたから、ママも知ってるでしょ??”て目をキラキラさせて言ってきて。

そうか、夢はみんなでみてるものだったりするのかな!??それは面白い!

 

夢って何ぞや!??



夢を体験するから、自分の世界が描けると思ってます。 


“ 行ったことはないけど、知ってる場所 ”


起きた瞬間、ほとんどが消えていく中、覚え続けたものは、絵に描いてます。




夢って何ぞや??


わからないからおもしろい!



2019/11/29

ぬりえのふちはきえていく。


“ Big Bear ”

長井作品は、とにかく多い!!
あきれるほどに多作!


そして画面の中でひしめき合うモチーフの数々。


たぶんその訳は、頭の中の宇宙が突如ビッグバーンを起こしたから。


それは、高校生の時、初めて長井家にインターネットがやってきたからに間違いないです。


それまでは、日々の暮しから、または本の中やマンガ、ゲーム、アニメから、直に手にとって触れながら頭の中は広がっていきました。


それが、いきなり白い箱ひとつで、どこでもドア状態。

狂ったように検索検索検索検索!

当時から好きだったBeatlesや、ヴィンテージのバービー人形やオモチャ、60年代のビジュアルを浴びた浴びた!



今でも、例えば、雪山なんて画像検索したりすると、色々な色の雪山が出てきます。
雪の色はそれこそ無限です。

場所によって、気候や天候、時間によっても様々!
ピンクの雪山も、ブルーもイエローも、グリーンの雪山もある。と、いうことが登山家でなくても知ることができました。

私の頭の中のふちは大きく膨張したわけです。



それから、なんと。“ Big Bear ”の瞳の中には、“ Bit Coin ”が入ってます!

ほんとにです。

2008年、地球にこのビットコインのアイデアが投下されました。
アイデアを元に実現化され翌年に完成したそうな。

ビットコインの仕組みであるブロックチェーンってまさに、

“ ぬりえのふちがきえるじゃん!”

と思いました。

インターネット上で、みんながそれぞれを管理するシステムです。

分かりやすいのが、ビットコイン。

それまでは、一部の権力がお金を管理、独占してたかもしれない。だけど、インターネット上でみんなで出入りを確認できて管理できたらいいよね。

まあ、今はいろんな不安なイメージのが強いかもしれないけど、始まりはいつもそうなんだって思います。

コーヒーや、チーズや、ウニを最初に見っけて食べた人を私は讃えたい! 


そしてこの中央集権的、じゃないアイデアが浸透したらなんて身軽な世界になるだろう。ワクワクでしかない。




自分は主に、超絶アナログな画家であるけれど、確かにテクノロジーと一緒に大人になり作家になってます。

一見繋がりはないかもしれないけれど無視はできない。

5歳でスーパーマリオと出会い、ゲームからインターネット、ブロックチェーンという思想から、沢山の刺激を受けてます。

果てしなく続くテクノロジーの進化には不安も沢山あるけれど、“ ぬりえのふちが何かを超えていくんじゃないか ”という遊園地のようなワクワクも感じています。



もしも、昔の画家達がインターネットに出逢っていたらどうだったんだろう。って妄想してみてもおもしろいです。













2019/11/26

北極の空におまじないを。


“ おまじない ”というタイトルの作品。

これは、北極圏を描いた作品です。




イヌイットの長老が、以前から
“ 空が変わった!”と、気候変動について警告していたそう。

実際に最近では、北極圏での磁極のズレが心配されているそうです。

地球は、磁石なんです。
(知らなかった!)

今、磁極が急にスピードを上げて移動し始めたんだそう。


地球温暖化に、気候変動、汚染、破壊、
何度も“ にんげんさま ”の勝手で傷ついた地球をいま一度、にんげんさまの目線をやめて見つめ直したい。


優しくしたいし、傷ついてるならば、
“おまじない”をしてあげたい。


おまじない、祈り、念力、想念。日々の暮らし。

無関心が1番いけないよね。


スマホの画面もそりゃ楽しいけど、空をみたり、自然にふれたり、再確認も今すごく大事!


道端に生えてる草だって、見慣れたいつもの風景も、奇跡が沢山集まったもの。

だって、本物の植物の緑の美しさには、いくらの名画も敵わないよ。


北極の空は想像だけれども、どうか、空が元気にもどりますように!!と、おまじないをかけながら描きました。



きっとイヌイットのみんなも毎日おまじないをしてるのだろうな。









2019/11/22

家って小宇宙ーーー。

“ 美しい宇宙 ” “ 家って小宇宙ーーー !” “ お月ちゃん ”

アトリエが天文台の近くにあります。

宇宙を毎日身近に感じながら暮らしています。なかなか良い感じです。

小さなころから、天体や星や惑星や、宇宙が!すごく好きです。

めちゃくちゃ未知で、分かんないすぎるから!
そして、自分の名前には2つの月が見ている。
月には意思があるような気がしてる。
自ら光ってないところが、実はステキ。

気になって気になって、見えないけれど、知らないけれど、なんだか知ったつもりになって描いた自分の中での宇宙系作品!!

家って小宇宙ーー!は、ひとりひとりの小さな惑星。星の王子さま。
みんなの愛する薔薇はどんな形でどんな色だろう。
この世界から切り取られたスクラップの山々。

お気に入りのマグカップにお茶をいれて、お気に入りの音楽をかけながら、絵を描いたり手芸をしたり。それが自分の小宇宙。
安心で安全な小さな惑星。

案外、宇宙のずっと先にも、テーブルがあって食卓があって。暮しがあったりするんじゃないかな??

なんて想いを馳せながら描いています!

    “家って小宇宙ーーー!”
      “お月ちゃん”
       “美しい宇宙”





2019/11/20

ピクニックの続きを。

ピクニック英語picnicフランス語pique-nique)とは、散歩などの途中に野外で食事をすること[1]


建物の中で済ますことを、外に出て、自然に触れて、食事をしたり、歌を歌ったり、スキップをしつつ、本を読んだり、昼寝をしてみたり。

ピクニックとは、なんと陽気で開放的で素晴らしい遊びなのでしょう!


2012年に、ADギャラリーで、同じサイズで同じ場所に『ピクニック』というタイトルで作品を発表しました。

その時の展覧会のタイトルは、

“続・ほんとうかもしれない”


開放的で自由そのものである、自分の描く世界が “ほんとうかもしれない” という儚い夢を描いた作品です。


今回は、“やっぱりほんとうだと思う!” という強い気持ちと共に、『ピクニックの続きを』というタイトルで展示しました。

やっぱり私は、この世界に見えてるものが好きだし、全力でそれらを見て感じて、時々傷ついては、だけどやっぱり大好きでいたい。


“どこかと、どこかでドラマチックは折々と”(2013年 個展タイトル)

時々は、決定的な瞬間が訪れる、そうでないと、やっぱり悲しいじゃない!?


そんな事を想って描いた作品です。
ピクニック、ぜひ会場でみてください!


2019/11/17

始まりました、無事に。

『ぬりえのふちがきえていく』展、無事に始まりましました!

今ようやく、ふ〜〜〜〜。と、なってます。


初日から沢山の方に観てもらえています。嬉しいです!!

今回は、令和初、2019年が終わり、再び0地点へ。2020年へとのことで、色々なメッセージと願いを込めた展示になります。


自分が見てきたこの世界の全ての事に、いま一度真っ直ぐ向き合いながら。

この世のあらゆる物、事象について、自然のこと、宇宙のこと、夢について、お金のこと、テクノロジーのこと、大好きな人形、小物、生き物、空想、現実、家、環境、人々、……もっともっと全ての事に対して。

これまでの既存のふちが果たしてどう変わり、どんな未来へリレーできるのか。
また、どんなアイデアのふちが有り得るのか。それはステキかな?そうでもないかな??
だけれども、全てが完全体って、ベストって、、、難しいよねぇ。どうしてなんだろう。

なんて事を沢山グルグル考えて描きました。

今回のリリースをひとまずにです。
また、ブログ更新していこうと思います。



『 ぬりえのふちがきえていく 』

子どもがぬりえをする時、最初は線を意識しながら塗っていくのですが、だんだんと、線からは色がはみ出し、線は消えて、色の洪水のように溢れかえっていくのを見ました。

そんな時に、今回の展覧会のタイトルを見つけました。

それは、規定の枠をずんずん超えて、さらなる未知なるものへの旅の途中のように見え、とても素敵な光景でした。

自分の作品もほとんど下書きをしないです。

未だ見ぬものが見たくて、その一心で絵を描きます。頭の中のエスキースのはるか上の極上を目指しています。


ぬりえのふちは消え、その遥か向こう側にたどり着けた時にこそ、新しい世界が生まれます。


長井朋子




2019/11/08

ぬりえのふちがきえていく

個展、『ぬりえのふちがきえていく』いよいよ、来週15日、金曜日よりスタートします!

作品集荷も無事に終え、色々なほうれん草も経て(大切な連絡業務)、後は設営に臨むのみです!!ドキドキ。ドキドキ。



今回は、約1年空いての東京での個展です。

自分と一緒に大人になっていった時代、“平成“を経て新たなる“令和”の時代へ。

令和になって初めての展示。

これまでと、また未来に向けて色々な想いやメッセージを込めました!

観てくれるみんなの想像力で、それぞれを感じとってもらえたら、1番嬉しいです。


みなさまのご来場、めっちゃ楽しみにお待ちしております。
初日にはオープニングパーティーもあります。
トークもします。


もし良ければ是非にです!(^o^)

Let's go to 2020
時代は、平成から令和へ  世界は、2020年へ

2019/07/12

浅草橋は、トトコさんへ!!

朝から警察署へ落とし物をとりに。

届けて下さった神さまみたいなおかた、どうもありがとうございました!!感謝。届けてくれた方に幸あれ、素敵な事が起きますように!!

落とし物の王者、ドジの帝王は、携帯はもちろん、帽子を立て続けに落とし、サングラスを落とし、買い物袋を持たずと帰宅、図書館に自分の本を返却!!子供の行事の日にちを勘違ーい!
手に何か持って出かけると置いてきちゃうので、完全にリュック。家の鍵は鈴つけて首からさげる!!

サザエさんもびっくり。。。


昨日は、リカちゃんの聖地!!浅草橋にある“トトコ”さんに行ってきました。

楽しかった!

トトコさん、もう素晴らしくて。
小さなおもちゃ屋さんなのですが、当時のまま、お人形や服や小物が販売されてます。

お店のおじちゃんにリカちゃんの熱い話が聞けたのも感激でした! 

改めて、自分がおもちゃの良い時代に子供時代を過ごせた事に気づきました。

今は大半が、外国で安く大量につくられます。

リカちゃんも同じく! 

私も定期的にパトロールしてますが、大型のおもちゃ屋でみかけるおもちゃ達は魅力にかけます。
オーラがないというか、ただの素材、物質でしかない。トキメキが伝わってこないです。

昔は、ちゃんと日本で職人さんがひとつひとつ作ってたリカちゃんも、今は大半が中国製。

顔が、ちがーう!!繊細さが、ちがーう!!次元がちがう。リカちゃんじゃない!!!!

4歳の女の子が大量生産リカちゃんをみて、“ママ、これリカちゃんじゃないよ?”
と言ったそうです。

子供の目は本物なのです。

大量生産ができて、コストパフォーマンスも良くて効率的でわーい!ではないのです。
大量生産は、誰も喜ばない。喜ばさせれない!
子供達に、トキメキのこもったおもちゃを手にしてもらいたい。 

日本で作られてるリカちゃんは、今ではなんと数人の職人さんが作ってるそう!!(予想以上に職人さんが少なくてびっくりしてしまった。。)

やっぱり、同じ種類であれひとつひとつ顔が少しづつ違うのです。
それがまた魅力的。

リカちゃんもひとつひとつオリジナルであれば、それはもはやアート!
私はひとつひとつが作品だとおもって、毎日うっとりと見つめるのです。

ちゃんとした物をみていないと、眼力は衰えてしまう。
好きな事があっての素晴らしい人生。
頭も心も身体も健やか!

今日も、福島のリカちゃんキャッスルから、トキメキリカちゃんが子供たちに届きますように。




個展のお知らせをしました!
ホームページにも載せていきますね。

いつも、海外からや遠方から来てくれる方にも早めにお伝えしたかったです。

また、順次展示のお知らせをしていきます!
長井キャッスルからもトキメキ作品をひとつひとつ全身全霊を込めてお届けしたいと思います(°▽°)

個展 “ ぬりえのふちがきえていく ”

2019年 11・15(金) ~ 12・8(日)

A/D ギャラリー、六本木ヒルズ

2019/05/09

盆踊り踊りながら革命!

昨日は、医師の稲葉俊郎さんと音楽家の大友良英さんのトークに行ってきました。

近頃はすっかり稲葉さんウィークで、月末におうちに(それはステキな。)遊びに行って、稲葉さんと奥さまのお手製カレーをご馳走になり(本当に美味しかった!)、可愛い寿ちゃんと遊んだ。とても素敵なファミリーです。

昨日のトークで、大友さんが、稲葉さんとは、まとめられない事をいとも簡単に言葉にさらりと現す頭脳の人だと言ってて、いやはやまさに。

あの赤い本を読んでバラバラだった何かがしっかり形になってたんだ。本当に感動的だったんだ。嬉しくて泣けたんだなあ。

昨日のイベントの主旨は間違えて書くといけないから置いておいて。

“震災の話”と“祭の話”がすごく印象的だった。

大友さんは、震災後に福島で祭の企画を考えたそう。
色々な意見が対立したんだけど、とにかく祭が必要なんだと思ったそう。

みんなで一から舞台作り上げて、みんなでやる祭。

今の時代どんどん地域の祭がなくなっているそう。

人々が一同に祈りをささげる、なんだかよく分かんない子ども達も、お年寄りも大人たちも、ご近所さんも知らない人も色々な人が同じ場で同じ時をすごす儀式。

地域の人々の声とか熱とか一体になってものすごくエネルギッシュなことになる、なんというのか異様で独特な瞬間。

あれってやっぱり重要だって話を聞いて、私は偶然にもトークの前に、自分の地元の謎に満ちた盆踊りの事を考えていました。

それは、これまた偶然にも稲葉さんに借りた横尾忠則さんの本を読み終えて、
今、地球に必要なのは、“盆踊り”のようなことだ。と答えを出したところでした。

みんなで同じ想念を空に元気玉のごとくぶちあげるのが、今いちばん必要なエネルギーじゃないのかなって。

愛知県の盆踊り文化ってそれまた異様で、ブームになったダンシング・ヒーローとかジンギスカンとか踊り狂うのです。
子どもも大人もジジババもみんな、知らない人々が、あの夜はみんなが同じ方を向いてる。
仲間外れやバラバラがなくなって一体感がやたら良い感じ。
よく分からないけど、私はあの盆踊りが気になって気になってしょうがなくて。たぶん、大好きなんです。

祭や盆踊りの瞬間は人類にすごく必要で、なんなら地球にだってすごく良いんだと思う!!

横尾さんの本にも、地軸の変動だって地球人みんなが信じて想念を送ればどうにだってなる。って書いてありました。

想念も念力も祈りもテレパシーも形はどうであれ、宗教とかオカルトとかスピリチュアルなんかは飛び越えて、ごくごくナチュラルにどんどんしたいです。
気づいた瞬間にいつでもどこでも思い立った時には。

震災の後に被災地で、無我夢中に保育所のプールに絵を描いた。
使ったことない画材で、ペンキみたいな塗料で、描いたこともないばかでかいプール一面に絵を描いたけど、いまだに何で描けたのか分かんなくて。
あれは、きっと未知なる力が作用したんだと思うなあ。
 

先週は、福島に旅行に行ってきました。帰りに念力を送ってきました。

みんなが、幸せに、みんなに帰る家が、食卓がありますように。

横尾忠則さんの本、その名も
“UFO革命”!!!!

これ70年代の書籍。横尾忠則さんもやっぱりすごい人だー!!!!

そして、この本をこのタイミングで渡してくれた稲葉さんも心からすごい人!

稲葉さんの目指す医療とアートの在り方は、これからの時代にはとても大切。
もっと沢山の人に聞いてもらいたい、知ってもらいたい。

私の展示でも一緒にトークしてもらえないかなあ。
いっちょテレパシーでも送ってみようかな。
 

そして最後に、昨日のイベントで稲葉さんが寄せていた詩から特に好きな一文。

“ 消費はすでに快楽ではなく、生産と創造とが未来の種となる。”

時代は、平成から令和へ 物質の時代から精神の時代へ!

キーワードは、祭&盆踊り!

2019/03/11

ザ・植物の教え!


夏にもブログでご紹介させていただいた、医療の世界とアートを結ぶ、スーパー・スーパーマンのような稲葉俊郎さんと、とってもかっこよい古来種野菜の流通のお仕事をされている高橋一也さんのトークイベントへ行ってきました。


先月は、アップダウンがなかなか大変で、たくさんの時間、アトリエで過ごしました。
漠然な不安が沢山で色々考えてました。

そんなタイミングで、友達と話をしたり、良い本を読むことができたり、子どもがヒントくれたり。稲葉さんのお話が聞くことができたりしています。

稲葉さんが、一つの全体の生命として命は全て繋がっているとおっしゃる通り、身近な自分の内側から起きる事も、同じ時をして色々とつながってる。
一瞬一瞬が必然的で、全てに意味があると思う。



先週のトークは、テーブルにすごくカッコ良い野菜達が並んでいました。


“古来種野菜”という野菜です。名前の通り、昔から継がれた種で作られた野菜。
名前からしてかっこよいし、姿もものすごく凛々しい。

昔から大切に継がれた種。それを守る大変さ、その貴重さ大切さ。


今生きてる私たちも同じで、先祖たちが繋いでくれた奇跡だと、それを忘れてはいけないと稲葉さんは始めにお話しされました。


色々、あらためて見直さないといけない事がやまもり。

どうしても、形や大きさで都合よく作らなければならない野菜。スーパーにキレイに順番通り並んでる。


病気になったら薬のんで治せばいいじゃん、切ったりはったりなだけの医療、。


故障したらまたすぐに買い換えたらいいや。安くて大量に物が売られてる。


なんだか、本当にライトな感じになってる事が多い。ライトすぎて、中身がすかすか。


電車にのれば不要な文字だらけな広告ばっかり。視覚的なノイズ。大量な物もノイズ。どこかバーチャルみたい。

そしてそれに何の疑問も持たない人が大半な現実世界。オーマイゴッド!!!


奇跡で生かされてる私たちの今をみて、繋いでくれたご先祖さま泣くと思う。


ふと、しっかり立ちどまって考える時間が必要なんじゃないかな。


植物はたくさん教えてくれる。


無機物、水、二酸化炭素から自分で生命してる!!これって改めてすごい、すごすぎる。


それをいただく、半自然的な動物。


だけど、稲葉さんは動物にも植物的な部分が多く内側で働いてるっていってた。


そこをちゃんと意識して感じることが大事だ。“ 見えないものに耳をすます ”


そしたら、街に溢れかえるライト群の軽さがよくわかる。

古来種野菜の種を守るように、繋げるべきものに力をいれる。


不要であるものはなくす!


みんなで農業やるのも良いと思う。無農薬で不揃いの野菜ばっかりがいい。


実際に、古来種野菜の色々をワンプレートで頂きました。


なんて、うまい!!!


味付けは塩少しと味噌のみ。
そのものの味が濃く、密度がやたらすごい。自分の中の植物的な臓器が反応して、共鳴してたわあ。。庭いじりしてるあの感じ、土のいいにおいのあの感じ。忘れかけてる何かがカムバックしてきてくれる感じ。


良いものって何でもしっかりとした重力を感じる。



昨日は、たくさん雨が降った。あれから8年が経った。


今日は畑はないけど、庭で植物に触れて過ごしたいです。

色んなこと勉強して、ちゃんと行動できる人になりたいなあと強く思います。



稲葉俊郎さんの本もどれもが素晴らしいです。超おすすめしたいです!

2019/03/09

みんなが、アーティストであってほしい

音と商店街のお祭りに出かけたら明日だった。。
お祭りのわりになんもないお祭りだねーと思ったら明日だった。。。

ドジ・オブザチャンピオン 殿堂入り、ずっと。、、すまん音よ。


“世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること”という本を読みました。

アートコレクターでも有名な笹川直子さんがご紹介されていた本で、読んでみたい一冊でした。

面白かったです。

アーティストの一員として、大変勇気付けられた一冊でした。

タイトルの通り、世界ではアーティストの重要性が再確認されているそう。
企業とアートがタッグを組めばすごくよい相乗効果が起きるそう。

きっとそれはもっともっと、社会が気づいてくれてくんじゃないかと思うと、嬉しい。

アーティストの生み出してるものは(絵描きもミュージシャンもあらゆるアート)は、作品としての物質だけでなく、ただの絵空事でもなく自己満足でもなく、生きていて感じてるリアルそのものな事にもっと沢山の人に気がついてほしい。

ちゃんと向き合ってほしい。

ちゃんと話を聞いてほしい。

時間をもてあそぶ暇人変人のお遊びなんかじゃないと本当は叫びたいところ。

本には、実際にアーティストの感性の大切さがたくさん書かれていた。

大昔に宗教が、文字が読める学者たちだけの独断的な解釈だけで大衆に広まったというのを聞いた事がある。
だから、すごく窮屈な解釈になってしまったとかしないとか。
もし、学者だけでなく、色々な角度から物事を観察するアーティストが加わっていたら世界の歴史はまるで違ってたんじゃないかなと思いました。

人は見える物だけに囚われすぎてる気がします。
子どもは、見えないものに敏感で想像力も無限大。

幼児教育は素晴らしいのに、小学生になるとみんな同じ箱に入って同じ事を同じように学ぶ。

数学を、方程式を学ぶ。
数学の先生は一つの答えだけに丸をつける。

数は人が作ったんじゃない、そこにあったものをあとから人が見つけただけのもの。あたかも人が先。人が世界の全てを知ってるかのように。

私たちは何も知らないのに。

1+1は2だけじゃないと思うし、
X=∞だと思う。

答えが無限だったのに、一つだけにされてしまい、それが正しいとされてしまう。

小さい頃、イチゴをみて、なんでこれはイチゴなんだろ?本当にイチゴはイチゴなのかな。イチゴイチゴイチゴ…と頭のなかでグルグルになって迷子になった事がありました。

ハテナが山のようにあったけど、母親がいつでも答えは一つでないことを見せてくれてたと思います。

いまでもよく覚えてるのが、ホットケーキを焼くときにいつも丸だけでなく、くまの形や、うさぎや色々な動物に焼いてくれました。
ホットケーキが丸いだけでなく、ホットケーキがくまで、うさぎ。
くまもうさぎも、ホットケーキ。

色々な物を拾ってきては、(当時は粗大ゴミは普通に捨てられてた)色々な色にペイントしてたりしました。

ゴミ捨て場を“宝の山”だといってました。
ゴミは宝でもあって、宝はゴミでもある。

多分、母は何も意識せずと普通にこれをしてました。(今もなお)

だから私は母に救われたと思ってます。

アーティストは限られた一部の
人でなく、全ての人がそうであるべきと思います。

分かりやすくジャンル化された世界だけど、みんなが得意分野で、プラス創造的になったら最強、世界がものすごいワンダーになれると思いました。

一度、子どもに大人みんなが小学校してもらったらいいかもしれない。
と、思いました。

世界がもっともっとクリエイティブで溢れますように、祈り!(特に日本よ!もっと気合いいれてこうぜー!)

2019/02/09

英会話教室でのハプニング!

新しい年になって一月が過ぎてもう2月になってる!?
時間、はやすぎてついてけず!!

最近は、制作と子育てが半々くらいな毎日。

子育ては5年目だけど、毎日が新しい事ばかりで修行の身です!

正月に5歳になった音。絶賛、問題児として活躍中!

家でも外でも、歌いたいときに歌い、踊り、叫び、走り、泣きたい時はずーと泣く。

音の中の独特なリズムがあるっぽい。

ロックンローラーみたいな子ども。



年末から先月にかけて事件が!!

通ってる英会話教室。
グループレッスンから、外されてしまいました。。

“おときち君はプライベートレッスンの方が伸びると思いますよ♪”と事務の方から告げられ。。

とっさに、ああ、他の保護者からクレームが入ったなと分かりました。

自由まくりな音がグループレッスンを乱す邪魔者とされたんだな。と、
絶望すぎて落ちました。。

毎週お友達とのクラスを楽しみにしてたのに、なんて言ってあげたら、、。

音には、お友達が英会話辞めちゃったみたい。音も辞めちゃおうか??と言うことしか考えられなくて。

だけど、音は、“辞めないよ!
だって先生が好きだし楽しいからね!”と言ってきました!

予想外な意見すぎて、衝撃的!!!

毎回教室で走り回ったりしてて、本当は英会話やりたくないんじゃないかとか、先生も音が大変なんじゃないかとか、。
ネガティブな方向にしか考えられなかった。、

だけど、音の意見を尊重して英会話を続行!
プライベートレッスンが始まりました。

ある日のレッスン終了後、音の中の順番が崩れてしまって泣き出してしまった。。
(私は音がこうなったら泣き止まない、家に帰って泣かそうと連れて帰ろうとした。)
したら、英会話の先生が音を抱きしめてそのまま歌を歌ってくれた。

30分くらい泣き止むまでずっとずっと。

一瞬何が起きてるか分からず。

ハリスン!!(英会話の先生がジョージハリスンみたいだから心の中ではハリスン)

ハリスン、なんと優しいハリスン。

先生とは、送り迎えの挨拶くらいで、先生は日本語をしゃべらなく、あまり交流がなかった。、

先生は、“私は音が大好きなん。音は、授業中もいつでもちゃんと聞いてる(聞いてないようにみえても)ちゃんと理解できてる。すごくスマートな子だよ”

と教えてくれました。

もう、私が泣けて泣けてプチパニックになってしまい。
ぼろくそに泣いてました。

先生に、音がグループレッスンを外されて、すごくショックでネガティブな方向にしか考えられなくて。英会話めっちゃ嫌いになってて、本当は、辞めるつもりだった事も伝えました。、

それも分かってくれてて、ノープロブレム!また来てくれてありがとう!と言ってくれました。

音が先生が大好きなのも良く分かって、二人の間に特別な絆があった。
私はなんも見えてなかったんだな。

みえてる表面の一部だけで判断しちゃだめだ。ちゃんと見えないところも見ないといけない。色々な角度から物事を考えないといけない。

英会話教室の事務の方や、保護者の人を嫌な気持ちでみるのをやめようと思いました。


世の中色々な考えや意見があって対立がある。
いつまでたっても平和になれない。

うまく真ん中をとって調和をしてかないと。

個人レベルだけど、自分でやれることをやらないとだめだ。
無関心はもっとだめ。

子どもって本当に色々教えてくれる。
ケンカになってバトルっても少ししたらすぐ笑ってたり。

本当はみんな仲良し!!
比べるのも非難もなし!!!


その後、おーちゃんに、“すごいね、英語分かるんだねー!!”と聞いたところ、“おーちゃん、英語ぜんっぜん分かんないよ~♪”と言ってました。

がびーん。