mokomoko

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2020/12/22

しだれざくら 2020

“ しだれざくら ”は2006年から始めた1年にひとつ、桜の作品を描くというシリーズです。※2007年だけ何故かないですが。なんでだろう。自分も知らんです笑


2020年は、3月の桜林ギャラリーで展示した5メートル超えの史上最大級の“ しだれざくら ”を制作しました。

既に今年の桜は描きおえていたのですが、シリーズ史上初、1年に2作品を制作しました!


今年は生まれて初めて、家の中から桜を眺めて過ごすといった特殊な春でした。

家の前に小さな公園があって、しだれざくらではないんだけど、桜の木があります。

その日は、春なのに東京に雪が降りました。
大粒な雪で牡丹雪だったのかな、桜と雪とが一緒にあるのが奇跡みたいで魔法のようで、ドラマチックでした。

それを窓からずっと眺めてました。

その光景はずっと昔を思い出すような、時間が行ったり来たりして不思議な空間だったと思います。

その瞬間をそのまま描きました。



稲葉さんに、長井さんの絵は古代と未来も感じると言ってもらったのがすごく印象的でした。
まさに、言われてみてみるとその通りで、過去も未来も時間が凝縮されているのかもしれないです。

自分の中では時間はある一定の方向にだけ進んでいるものではなく、過去にも進むし、未来にも進むし、とにかく一定方向には進んでいないものと考えてます。ぐるぐる廻ってるみたいな感じ。
自分の作品は、時間がものすごく凝縮されてます。それは意図したものでなく、自然とそうなっています。

しだれざくら2020は、この強烈な時間を過ごした中で、ある意味必然的に誕生した作品だったのだろうと思います。

ひとつめは、桜林ギャラリーで展示しました。
そして今回の美術館の名前が桜ヶ丘ミュージアムでしたので。
2つとも、桜という名前のステージだったわけです。

こりゃ描くのは運命的でそういうことだったのだ、と今は思ってます。

しだれざくら 2020 
photo by Kenji Takahashi

今回の展覧会で展示してる方の作品です。
雪と桜が降ってます。

しだれざくら 2020
photo by Kenji Takahashi

前回の桜林ギャラリーで展示していた5メートルを超える大きな “しだれざくら”
絵巻物のように物語が流れていて圧巻でした。

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