mokomoko

mokomoko

2018/06/17

泥んこを体にすりこむのススメ

音(4才児)は、泥んこにまみれるのが大好きです。

水で土を軟らかくしてドロドロにして、服や体にすりこませます!
これでもかというほどに!!

服は泥んこの染め物のようになって、洗濯した後は、土いろに染まります笑

これが泥んこ遊びの染織や!と音に教えられた気がします。


先週、小山ギャラリーへ用事があって行った時のこと。
ふとスタッフさんと最近の子供の話になりました。

“今の子供、まずいよね、最初から最後まで液晶画面の中で完結してしまう。”


音もそうなんだけど、携帯だのiPadだのの動画!!

渡せば永遠に見るんじゃないのか。ってくらい夢中になってしまう。

何をみたがるかといえば、YouTube!!
YouTubeは、ラジオと音楽を聴く場と自分は聴くものにしてるけど、音は、他の人がオモチャで遊んだりする動画をみる。
人が体験してるのを、視覚的にみて体験してるともいえるのか。、
画面に食いつきながらみる。

こんなの生まれた時からあって、今の子供達は、大人になってゆく。


これは、人類の危機だ!!!と恐怖に怯えました。
今更気づくことでもないけれど。、

私達が子供の時は、小さな何でも映し出す液晶なんてなかった。
全てがちゃんと。三次元。

五感を使って三次元と向き合ってた。
自分の手でさわり、脳に伝達され体で学習した。怪我もたくさんして、覚えた。


こんなごくごく普通な事すら難しくなってる時代になってる。

偽りとは言わないけど、動画を、画面を見続けて、そのまま大人になったら、手足の感覚は、五感は、しっかり育つのか。備わるんだろうか。と思う。

これは、AIに侵略されるなんて言われてるのも有り得るぞ。、、


私は、子供には、ちゃんと物を触って、仕組みを目でみて。
自分の力で考える事ができる人に育ってほしい。

本物を見極める力をつけてほしいです。


新しい保育園の給食はとても素晴らしいです。
この前は、あじさいゼリーがおやつに出ました。

お母さんは、お迎えの時に今日の給食がディスプレーされていて見れます。

あじさいゼリーは、宝石みたいにキラキラしていて美しく、しばらくみとれてしまいました。

こんな美しいおやつを作ってくれてるんだ。すばらしすぎる。
おやつも毎日手作りです。

さっそくゼラチンを求めてスーパーへ!

音にあじさいゼリーを体験させたいと思い。二人で試行錯誤しながらあじさいゼリーを作りました。

音は、ジュースがゼラチンという粉を入れる事によって固まるという、不思議に目をキラキラさせました。


何でもそうで、物でありふれたこのご時世。すぐさま完成された物にありつく事ができてしまう。

一つの物をゼロから作り出す力こそ、最大級必要なことだと思います。


DIYなんて言葉が流行してるのは変な事だとオザケンも本で言ってた。
机だろうが、醤油だろうが、別に一から作ることは特別ではない。

まずは、目でみて触って経験して、自分の中に取り入れて、一からやってみる。
そんな体験をたくさんさせたい。

と、スマホが登場し、母となり。
思う今日この頃であります。


とうもろこしの皮をむく。
あの、冷たい葉っぱの手触りと、まだ緑な香りと、髪の毛のようなとうもろこしのひげは大人になってもずっと覚えてるものだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿