日曜日、待ちに待った、三代目 桂枝太郎師匠による落語の高座が行われました。
もーー楽しかった!
面白かった!!!
枝太郎師匠の話術の極み!!
すごい!!
会場のお客さん、雰囲気、アクシデント全てくまなく話に混ぜ混んで笑いにする。
師匠、まじでお師匠。笑いの神様みたいだった!!!!
落語は、古典落語の“ 死神 ”を。
すさまじき、ストーリーでした。
師匠オリジナルなオチも最強でした。
なんていう世界観なんでしょう、落語の世界。
私は一気に虜になりました。
トークでは、落語の世界が面白くて何本も聴いたことから始まり。
YouTubeで聴いたもんだから、師匠に怒られちまいました笑
急いで、初の落語は、海老原商店で聴こうと思いまして!!!と。とっさに言い訳を!笑
私の視覚的に表現しているのとはまるで反対側、聞き手の脳裏に想像力を働かせて物語の絵をゆだねるということ。
自分は、落語を聴くと頭の中で、カラーな絵巻物が浮かびます。それは、映像的でもあって、時々セピアカラー。
想像で浮かぶ絵は、人それぞれで、全く違うみたい。もちろん、落語家さんによっては、浮かぶ絵も違うそう。
興味深いなあー。
漫画や、墨絵が浮かぶ人もいるそう。
イベント終了後は、師匠とみんなでお食事会へ。
なぜ、今回、古典落語の“死神”が選ばれたのか、聞いてみました。
今回、枝太郎師匠の落語を海老原商店での展示で披露してもらったのも、場所がまず落語と相性が抜群だったので。それはそれは最高に良い雰囲気でありました。
そして、枝太郎師匠の伝統芸能でありながら、斬新な表現をするのが、私のエキセントリックな作風となにか共通するものがあるんじゃないか。といったところからでした。
最初に師匠とお会いした時は、新作落語で決めていたそうです。
だけど、落語会の数日前に展示を下見に来てもらって、予定は変更になり、古典落語になったそう。
死神になったのも、人形の首だけが置かれていたり、何か、一見してファンタジーな世界観から違和感を感じたからだそう。
私は、それを聞いた時に、流石であります!と師匠にお礼を伝えました。
長井作品は、可愛らしい世界なんだけど、どこか不穏だったり、さびしい感じ。儚さ。そんな事も沢山ふくまれてます。
それは、意識はしてなくて、画面に自然に現れるものです。
人の人生は、はかなくて切ないものです。
可愛らしさも、永遠的も、いつかは幻。
時に残酷です。
それも含めて、私は見たい今を画面に閉じ込めています。
そして、笑いこそ最強だとも思ってますから、どこか笑えるものでもあってほしいのです。
いつでもラフにクスクス笑っていたい!
死こそも、笑いにしてしまった落語の世界。
すごいなあ。恐れ入りました!!!!
死神のクライマックス、師匠が高座から落っこちた瞬間に、(本当に師匠は台から落ちました)
その瞬間、私は光がみえた気がしました。
枝太郎師匠、素晴らしい落語を本当にありがとうございました!!!
また、落語とアートのコラボレーションを熱望します!
年末に師匠がトリの寄席があるみたいだから、さっそく行ってみようと思います(^^)(^^)
来週末、いよいよ展示もクライマックスです。
儚い、さみしい。けど、笑って最後まで展示を見届けたいと思います。
最終日までどうぞよろしくです(°▽°)
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